【広報コラム】記事になりやすいプレスリリースの書き方①
更新日:2020年1月21日
今回より3回に分けて記事になりやすいプレスリリースのポイントをお伝えいたします。
記事になりやすいリリースの1つ目は「そのまま使える」こと
記者の方が記事に書き直さなくてもニュースとして使える書き方になっていることです。
なぜそのようなリリースが求められるかというと、スペースに制限がないネットメディアなどにおいては記事が無制限に掲載できるため良質な記事を多く掲載することが求められます。
そのためわざわざニュース記事として書き直す手間がかかるリリースよりも、できる限りそのままニュース記事として活用できるプレスリリース原稿の方が手間がかからず記事になりやすいという傾向があります。
そしてどのような書き方をすればそのまま記事として使ってもらえるかのポイントとしては以下のようなものがあります。
・客観的な事実のみが記載されている
⇒抽象的な形容など宣伝の色合いが強いものはそのまま使用することは難しいので
セールスポイントは数字を使うなどできる限り具体的に。
「客観的」の判断が難しいと思ったら同業者が取り上げられているニュースを見てどの程度であればニュース記事として許容されるのかの感覚をつかんでください。
・情報が不足なく全て記載されている
⇒リリース文だけでなく自社サイトに行って情報補完してもらわなければ理解できないなど読む人に疑問を持たせずプレスリリース内で発表内容がすべて理解できる
リリース文章はA4で1枚程度が目安なので文量の都合上詳細はサイトへ案内となっても問題ありませんが、興味を引くために文章を途中で切ってサイトへ誘導といったことは逆にメディアの興味を冷めさせてしまうのとそのままニュースとして使えないためおすすめしません。
・どこにニュース性があるかが明確
⇒イベントや新サービスであれば直近発売するということやどこがすごいのか、販売実績であればそれがいつ達成されたものでどのくらいすごいことなのかなど、リリースのメインテーマが何でそれが新鮮な情報であるということが明確
今はウェブメディアが非常に多く存在しており昔よりも記事化のハードルは下がりつつありますので、上記のような点を意識してプレスリリースを書いていただくと記事化の確率があがると考えております。
原稿を作成される際にはぜひご参考下さいませ。